ラウンドバレルを手にして感無量

30数年の時を経て、オークションで手に入れた、 MGC 44マグナム PPCヘビーバレルカスタム ラウンドバレルの実物を初めて見た瞬間も、そして現在でも MGCカスタムガンケースの蓋を開ける度に、何とも言えない感無量な感覚に陥ります。(ヘビーバレルで使用されているバレルの材料は、POM=ジュラコンと言うプラスチックで、外に出して置くとバレルが白化してしまうので、普段はカスタムガンケースで保管しておりますが、本当は常に外に出して、観賞したいです) (^^)d

念願叶って手に入れたラウンドバレルは、何度見ても何時間見ても、全く飽きないのです!見れば見るほど、格好いいなぁ〜良いモデルガンだなぁ〜と言う思いは強くなります! (^o^)

そんなラウンドバレルですが、前所有者の方が、かなり発火させて楽しんでいた様で、(発売された1981年当時は、カスタムモデルガンと言えども、発火させて楽しむ方が多かった様です) 発火後のメンテナンスが全くされておらず、シリンダーは勿論、フォーシングコーンから銃口まで、びっしりと火薬カスがこびり付いていて、それは悲惨な状態です。

(出品画像と説明で、予想は出来ました)

トリガーを引いても、きちんとシリンダーが回らず、ダブルアクションも出来ません。

シングルアクションは何とか出来ても、シリンダーが正常に回りません。

シリンダーをスイングアウトしようと、シリンダーラッチをスライドさせて開けようと試みるも、固くて無理矢理反対側からシリンダーを押して、

こじ開ける事でしか、スイングアウトも出来無い様な状態です (TT)

 

念願叶って手に入れたラウンドバレルですが、状態としては本当に酷いので、自分で少しずつですが、シリンダー周り・フォーシングコーン周りを、ウエスと爪楊枝などでなるべく傷付け無い様に、清掃してみました。

しかし長年に渡ってメンテナンスされず、付着してしまった火薬カスは石化している為、綺麗には取れません。

それでも「ラウンドバレルを綺麗にしたい」

その一心で、休日の度にガンケースから

ラウンドバレルを取り出しては、清掃をしていました (;o;)

少しずつでも綺麗になると嬉しくなります。

メカの不具合は、自分がメカの事を理解していて器用であれば、バラして直そうと思う所ですが、全くメカに付いても理解していない上に不器用なので、「この状態で我慢するしか無いなぁ〜」と、自分に言い聞かせていました。

「ラウンドバレルを手に入れる事が出来ただけでも、幸せなのだからと・・・」

そんな時、ラウンドバレルがキーワードと

なって、事態は急展開を迎えるのです!!


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