PPCラウンドバレル誕生はここから
寝ても覚めてもラウンドバレルが頭から離れないMGCPPC'sです。今回はMGC PPCヘビーバレルカスタム ラウンドバレルタイプが、どの様に製品化に至ったかを調べました。
(参考文献 ガン プロフェッショナルズ 2017年 4月号 ヴィンテージ・モデルガン・コレクションNO.61 より)
MGCで設計と製作をされていた井部弘さんによると、MGCがPPCカスタムをスタートしたきっかけは、1979年(昭和54年)の月刊GUN誌に掲載された、ジャックさんのS&W M&P M10カスタム・ヘビーバレルが、きっかけだったそうです。自分は偶然にもそのGUN誌を見ていたので、「本物の銃で、ラウンドバレルの様な銃が本当に有るんだ!」と思っていた銃だったので、ジャックさんのヘビーバレルが製品化へのきっかけだったのは、何かルーツを見た様で感慨深かったです。
MGCは市場を刺激する変わったカスタムを作りたいと言う事で、PPCに白羽の矢が立ったそうです。
井部弘さんによるとGUN誌を含め、アメリカの雑誌など集められる限りの書籍資料を集めて、設計に入ったのは確かだそうです。
下の画像は、1979年(昭和54年)の月刊GUN誌と、MGC PPCヘビーバレルカスタム ラウンドバレルタイプの比較画像です。
ラウンドバレルが無事、製品化されて本当に良かったです!嬉しいです!!
そのラウンドバレルですが、製造された数が他のPPCシリーズと比べて、"かなり少ないらしい"のですが...
正確なPPCシリーズの総製造数は、井部さんも覚えていないとの事です
m(__)m