ヤフオクで初めて落札した銃

今年の秋は少し足早に、冬へと向かっている様な、

最近の寒さですが如何お過ごしでしょうか。

ここ最近はブログの更新が出来ませんでした。

ラウンドバレルへの熱い思いは、季節とは逆に更に

燃え上がっております!

今回は自分がヤフオクで、初めて落札した銃について記憶を頼りに書いていきます。

その銃とは、

MGC  M29 44マグナム 8 3/8インチ

(大型グリップ付き)です。

西部警察で、寺尾聰さん演じる、松田猛(リキさん)の

愛銃です。

MGC PPCラウンドバレル〟とキーワードに入れるも、

全くヒットする事も無く、それでも毎日ヤフオクをチェックする事は忘れず(今もです)にいた何年か前、

いつもの様にチェックすると、MGC M29 44マグナム

(未発火)の文字が飛び込んで来ました!

以前から西部警察で使用された大門軍団の使用銃を、手に入れたい願望が有ったので、リキさんの愛銃 44マグナムがメーカーも無くなり絶版となった今、それも未発火で手に入れられるチャンスは今だ!と入札、落札する事が出来ました!

手に入れた 44マグナムが、こちらです!


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発砲スチロールが銃本体に付着しない様に、

銃がビニールで覆ってありました!


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生産時期はサイドプレートのMGCマークが、小林太三さんデザインのS&W風のMGCモノグラムなので、初期の様です。SPGマークがサイドプレートに入っているのと、インサートが垂直に入っているので、で最初期ではないです。


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大型グリップには、金型に傷が付いて凹みが有ったのか、グリップのメダリオン上に、凸が有ります。

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リキさん(寺尾聰さん)が、1982年発行 MGCの機関誌ビジェールで舞台美術家の妹尾河童さんと、モデルガンについて語っておられました

妹尾  モデルガンからも本当にタマが出るわけですよね。イメージの弾丸が。
寺尾  僕がモデルガンを好きになったのもそこなんです。ウソのくせに非常にリアリティーを追求している。ウソとホントがゴチャマゼになっているところが実にいい。これは演じるという〝芝居〟と〝モデルガン〟のよく似ているところだと思う。と語っておられました。流石分かっておられると感動です!

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いやぁ〜参りました!寺尾さん、格好いいです‼️

手に入れた44マグナムは現在、永久保存中です!

モデルガンとエアガン

すっかり涼しくなり、やっと秋らしくなってきました!季節は変わっても、ラウンドバレルが好きなのは変わらない、MGCPPC'sです!

 

今までブログで書こうと思っていて、なかなか書けなかったのが、自分の中のモデルガンとエアガンの事です。自分が最初に銃に興味を持ったのは、〝西部警察を見て〟と言うのは初ブログで書きました。

その当時、1982年頃はモデルガン全盛期だったと思います。撮影で使用されるステージガン・プロップガンもベースはモデルガンでした。現在はエアガンもベースに成っている様ですが、当時はエアガン・ガスガンはモデルガンに比べて少なかったと思います。

高校生の頃〝太陽にほえろ〟で神田正輝さん演じる、ドック刑事が使用するS&W M59 フレームシルバーに憧れた事が有りましたが、使用されていたベースのMGC製モデルガンの存在を、当時の自分は知る事も無く、同じタイプでメーカーは覚えて無いのですが、フレームシルバーのエアガンを購入しました。


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そのエアガンをどうしたのかと言うと、1,2回は射ったと思うのですが、その後はモデルガンの様に観賞専用になりました。何故か?

それは撃っても〝楽しくなかった〟からなのです。

当時のエアガンは撃っても、今の様な性能も無かったと思います。

その後は、自分にとって銃=モデルガンに成って行ったのです。自分が住んでいる田舎には、シューティングレンジも無く、外でエアガンを撃つのは抵抗も有り、エアガンが全盛の今も、その世界に踏みこんでいません。だからと言ってエアガンを否定している訳では有りません。自分の中でモデルガンは、イメージ・観賞を楽しむ事が出来る、至福のアイテムなのです。きっと今後、ラウンドバレルがエアガンで発売されたら真っ先に購入すると思います!ですが、その後はM59フレームシルバーの様に成るのか.....?

きっと本当のエアガンの楽しさを知らないからだと思っております m(__)m


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ラウンドバレルの格好良さが際立つシーン

いつもラウンドバレルの事が、頭から離れない

MGCPPC'sです。

今回は西部警察の劇中で、何度でも見返したくなる

ラウンドバレルの格好良さが際立つシーンをご紹介します!

まずは西部警察PART-Ⅱの第1話 「大門軍団・激闘再び-沖田登場-」からです!

自分が最初にラウンドバレルと出会ったシーンです。三浦友和さん演じる沖さんが、胸のショルダーホルスターからラウンドバレルを取り出してプレスチェックを行うシーンで初めて見たラウンドバレルに一目惚れした、忘れられないシーンです!!

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このシーンのインパクトが強くて、自分の脳裏に焼き付いています!演出された小澤監督に感謝です     m(__)m

 

同じくPART-Ⅱ第16話「追撃」から。本編最初のシーン、 430セドリック黒パトの車内で、沖さんがラウンドバレルをプレスチェックするカットから、物語が始まります!このアングルは澤田監督だけの撮影手法で視聴者の心を掴む澤田監督はすごいと思います!スイングアウトしたシリンダーを左右に回転させるのですが、カートリッジのリム、フォーシングコーンまでが確認出来ます!このシーンも大好きで、何度も見返しています!



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本編の後半で沖さんと鳩さんが右翼の大物 義青会の金井逹と銃撃戦になります!

途中、沖さんがラウンドバレルをリロードするシーンがありますが、そのガンアクションが見事で何度も見返しています!

撮影用のプロップ ラウンドバレルのシリアルナンバーが、160だと確認出来ます!


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この鳩さんとのシーンが、放送当時話題になりました

鳩さんの弾切れで沖さんが弾を渡すのですが、弾のサイズが違うので.....このシーンはファンタジーの世界と言う事で、ご理解下さい  m(__)m

次に格好良いシーンは、西部総合PART-Ⅲ オープニングタイトルバックで柴俊夫さん演じる大将が、やはりショルダーホルスターからラウンドバレルを取り出して構えるカットが、最高に格好良いです!

極太のラウンドバレルの、美しいシルエットが際立つカットです!!
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次は西部警察PART-Ⅲの仙台ロケでの大将と鳩さんのスチール写真から、ラウンドバレルを手にしているカットが、

格好良いです!!



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ラウンドバレルの格好良さが際立つシーンは、

まだまだ沢山あります!!

ラウンドバレルは、どんな角度から見ても美しく、

自分にとって最高のモデルガンです!!

 

 

MGC PPCカスタムシリーズの付属品

毎日ラウンドバレルの事が頭から離れないMGCPPC'sです

今回はMGC PPCカスタムシリーズに付属されていた付属品のご紹介をします。

まずはカスタムガンケースです!

このカスタムガンケースが大切なPPCカスタムを、

紫外線や埃から守ってくれます!

4インチ・6インチ用です。

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8インチ用です。

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カスタムガンケースは2種類有りますが、ガンケースの表皮のシボ(シボ=模様)のタイプも2種類有る様です。

象肌みたいなタイプのシボ 

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爬虫類系っぽいタイプのシボ

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ガンケースを開ける度に目に入るMGCのロゴが、

最高に格好いいんです!!

 

表皮のシボは、よく見ないと分かり難いです。

 

記念飾りプレート(彫刻タイプ) 初期ロット

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記念飾りプレート(印刷タイプ)中期以降ロットf:id:MGCPPC:20190930073225j:image

記念飾りプレートも2種類有りました。

製造初期ロットは、彫刻タイプだったのではないかと思っています!

 

アクセサリードライバー(MCWロゴ入り)f:id:MGCPPC:20190930073344j:imagef:id:MGCPPC:20191001084413j:image

シルバーメッキカート

44マグナム用

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357マグナム用
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44マグナム用(実銃41サイズ)スピードローダー
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357マグナム用スピードローダー
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ヘビーバレルカスタムリボルバーの使用上の注意書と通常の取り扱い説明書

修正前
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修正後

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ヘビーバレル・カスタムリボルバーの使用上のご注書はコピーされた紙物(文字の追加箇所と修正済の2種類が有る様です)なのですが、これとカスタムガンケースの外箱段ボールが、いまだに手に入れられてません(泣)

外箱段ボールも紙物も残ってるのか......(笑)

発売から38年が経った現在でも、付属品の一つ一つが、PPCカスタムシリーズの魅力を高めてくれてます!

 

PPCラウンドバレル誕生はここから

寝ても覚めてもラウンドバレルが頭から離れないMGCPPC'sです。今回はMGC PPCヘビーバレルカスタム ラウンドバレルタイプが、どの様に製品化に至ったかを調べました。

(参考文献 ガン プロフェッショナルズ 2017年 4月号 ヴィンテージ・モデルガン・コレクションNO.61 より)

MGCで設計と製作をされていた井部弘さんによると、MGCPPCカスタムをスタートしたきっかけは、1979年(昭和54年)の月刊GUN誌に掲載された、ジャックさんのS&W M&P M10カスタム・ヘビーバレルが、きっかけだったそうです。自分は偶然にもそのGUN誌を見ていたので、「本物の銃で、ラウンドバレルの様な銃が本当に有るんだ!」と思っていた銃だったので、ジャックさんのヘビーバレルが製品化へのきっかけだったのは、何かルーツを見た様で感慨深かったです。

MGCは市場を刺激する変わったカスタムを作りたいと言う事で、PPCに白羽の矢が立ったそうです。

井部弘さんによるとGUN誌を含め、アメリカの雑誌など集められる限りの書籍資料を集めて、設計に入ったのは確かだそうです。

下の画像は、1979年(昭和54年)の月刊GUN誌と、MGC PPCヘビーバレルカスタム ラウンドバレルタイプの比較画像です。

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ラウンドバレルが無事、製品化されて本当に良かったです!嬉しいです!!

そのラウンドバレルですが、製造された数が他のPPCシリーズと比べて、"かなり少ないらしい"のですが...

正確なPPCシリーズの総製造数は、井部さんも覚えていないとの事です

m(__)m

 



 

ラウンドバレルのプレスチェック

前回のブログで、西部警察PART-Ⅱ 第1話で三浦友和さん演じる沖田五郎が、犯人の立花に対して発した心の声『立花ァ...ッ』と、おもむろに胸のショルダーホルスターから取り出した、ラウンドバレルに衝撃を受けた話しをしましたが、その際にラウンドバレルのプレスチェックを三浦友和さんが行うのですが、その動作が演出なのか、三浦友和さんのアイデアなのか、以前から気になっております。と言うのも自分、ラウンドバレルが好き過ぎて、西部警察PART-Ⅱの第1話の台本を手に入れて大切にしております。あまりにも第1話のラウンドバレル初登場が衝撃的で、オークションに出品された際にどうしても手に入れたくて落札しました!m(__)m

その刑事部屋のシーンの中で、沖田五郎のセリフで『立花ァ...ッ』のセリフは無いのです!なので、その沖田五郎の『立花ァ...ッ』と呟く心の声は、アフレコで吹き込みされています。プレスチェックをする動きもト書きには有りません。撮影時に第1話を演出された、小澤監督が動きを付けられたのか、三浦友和さん自身のアイデアなのか、ガンエフェクト、銃演技指導をされていたトビー門口さんがアドバイスされたのか、今となっては知るよしも有りませんが、その時の現場に想いを馳せると、色々な想像が膨らみます!!

ラウンドバレルが好き過ぎて、ラウンドバレル初登場以降、自分のモデルガンの興味は西部警察で使用された銃しか興味が持てないのです!(^-^)v


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PPCラウンドバレルを初めて見た衝撃

寝ても覚めても、ラウンドバレルが頭から離れない、MGCPPC'sです。

さて今回は自分が初めて、ラウンドバレルを見た時の事を書きます。

1982年 5月30日、日曜日夜8時 毎週楽しみにしていた西部警察がPART-Ⅱに成って、第1回目の放送でした。

オープニングのタイトルバックも新しくなり、今回から初登場と成る沖田五郎役の三浦友和さんが、ヘリコプターから吊るされた縄梯子に掴まりながら、ラウンドバレルで発砲するのですが、このシーンではラウンドバレルをはっきりとは確認出来ず、本編中盤の刑事部屋で木暮課長以下、大門軍団が犯人の立花からの電話を待つシーンで、三浦友和さんのショルダーホルスターから出ているウッドグリップに目が止まりました!今まで見た事も無いグリップと大型の拳銃が入っているホルスターに目が釘付けになったのです。


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「えっあの銃はいったい!」団長が立花からの電話を切られて直ぐに三浦友和さんの心の声で「立花!」と発したと同時に、三浦友和さんがホルスターから取り出したPPCラウンドバレルに、今まで受けた事の無い強い衝撃に襲われました!

それは37年経った今でも色褪せず続いているのです!


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